おりこうに走る!
今日の熊本はPM2.5がひどいことに。
走るのはやめにしました。いや、ほんとひどい。
空いた時間に、まだ途中だったヤマケンのレシャップベルの動画を。
「Harder and more Beautiful」 L'ECHAPPEEBELLE:華麗なる脱出 from RIGHTUP Inc. on Vimeo.
何も考えずにそのとき起こった事を受け入れて・・・自然に身を調和させる
すごい人なのにそれでもレースで色々感じ取ることがあるって、ヤマケンもすごいしトレランって奥が深いなって改めて思いました。
おりこうに走る
ヤマケンのお子さんのメッセージだそうです。
金峰三山マラソンのことが思い浮かびました。俺ごときが・・・ではありますが(笑)。
あ、金峰三山マラソンはトレランというかトレイルが時々あるドMマラソンみたいなもんですけどね。
初めての時は、おりこうに走った。
完走を目指してとにかく制限時間の7時間以内にゴールするのが目標だった。
誰かと競ったりしなかったし、自分の体と相談しながら、体をいたわりながら走った。
それが、今回はおりこうじゃなかった。
ペースが同じくらいの人がいて、抜きつ抜かれつで走ってた。
いつの間にか負けたくないって思ってた。
もちろんそれがいい場合もあるだろう。
今回は前回より30分短縮を目標にして前回よりトレーニングをしてきた。経験もつんだ。
知識も増えた。逆にそれが気持ちを良くない方向に向かせたのかな。
おりこうじゃなかった・・・。
でもあと数キロで肉離れを起こした時に、頭に思い浮かんだのが
オヤジの栄光時代はいつだよ?全日本の時か?
オレは・・・オレは今なんだよ!
スラムダンクの桜木の名言!
だーれもいない、ここで倒れててもしばらく気づかれないだろうなってところをこの言葉と、東京海上日動のCMを頭の中でぐるぐる繰り返しながらとにかく足を運びました。
あと3キロ。しかもほぼ下り。
普段なら何てことないのに気が遠くなるくらい長かった。
40分くらいかかってゴール。
家族の顔が見えたときはちょっとだけ涙が出ました。
けつから○番目のおじさんがなにやってるんだって感じですけどね(笑)。
これだからはまるんでしょうね。自分のドラマがある。
結果は散々だったけど、いい経験になりました。